3D超音波検査装置 (Matrixeye™)
一般探傷用Matrixeye™LT
特長
世界初の3DSAFT-PA(3次元開口合成法とフェーズドアレイの融合)機能を備えた高解像度・高感度な超音波検査装置
- 特長1: 扱いやすいユーザーインターフェイス
- 10.4インチの大型液晶タッチパネルを採用
- 簡易でユーザーフレンドリーな画面設計
- 超高速でCスキャン、Bスキャン画像の生成が可能
- 特長2: 持ち運びに便利なポータブル型
- バッテリーを内蔵し、AC電源がない場合でも最長4時間の駆動が可能
- 特長3: 豊富なアプリケーション
- 垂直探傷に加え、斜角探傷も可能
- 3D画像データをベースにしたオフライン解析が可能
- 簡易な機構とエンコーダー信号の取り込みによる検査システムの構築も可能
- 特長4: 高度な解析ソフトウェア
- A、B、Cスキャン画像の生成やDAC、GATEの設定が可能
- カラーパレットや閾値の設定による欠陥面積の自動計算も可能
検査例(適用例)
- CFRP剥離画像例
簡易な機構と組み合わせた複合材、金属製品、金属配管などの自動検査
- XYスキャナータイプ
一般探傷用Matrixeye™LT 本体 仕様
項目 | 仕様 ※ | 備考 | |
---|---|---|---|
全般 | 環境温度 | 5~35℃ 相対湿度 20-80%結露なきこと |
|
表示 | 10.4インチ液晶パネル SVGAUSB | ||
操作方法 | タッチパネル、キーボード、マウス | ||
装置寸法 | 305 × 210 × 130mm | 突起を除く | |
装置重量 | 約5kg (バッテリー1個搭載時) | ||
電源電圧 | 100-240V ACまたはLiイオンバッテリー | ||
バッテリー使用時間 | 2h、4h (2個使用時) | ||
画像化処理部 | 画像更新速度 | 25 flames/s以上 (送受信:64 × 15相対、画像範囲:64 × 1 × 512) | |
画像合成処理 | SAFT(開口合成)処理 | ||
サンプリング周波数 | 10、20、40、80MHz | ||
送受信部 | 送受信CH数 | 64ch | |
同時励振数 | 1~64ch | ||
出力電圧 | 20~180V | ||
ゲイン | 0-50dB | ||
受信アンプ帯域 | 0.5~25MHz | ||
CPU | CPU | Atom D510 1.66GHz | |
メモリー | 2GB | ||
ハードディスク | 500GB | ||
OS | Windows7 Ultimate for EMB | ||
プローブ | CH数 | 最大64ch | |
プローブ周波数範囲 | 2MHz~15MHz | ||
外部インターフェイス | USB | USB 2.0 × 4 | |
ビデオ出力 | VGA | ||
イーサネット | 1000BASE-T | ||
エンコーダー | TTL相当入力6ビット | ||
付属品 | キーボード | ||
マウス | |||
バッテリー2個 | |||
バッテリー充電器 | |||
ACアダプター | |||
電源ケーブル | |||
カップラント(ソニコートBS-400) |
※本仕様は予告なく変更する場合があります。
一般探傷ソフトウェア 仕様
項目 | 仕様 | 備考 |
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表示 | Aスキャン表示(波形およびSAFT画像化後) | |
Bスキャン表示 | ||
Cスキャン表示 | ||
3面図による3D表示 | ||
AMP、 TOF表示 | ||
inch/Metric単位変換 | ||
データ収集 | 1軸スキャン(エンコーダー/内部トリガー) | 64 × 512で1インデックス最大5000スライスまで収集可能 |
1ショット | マトリクスプローブにて使用 | |
オフライン解析 | C-Scan再作成・解析機能 | Gate、DAC再設定可能 |
ソフトゲイン機能 | ||
Aスキャン表示(SAFT画像化後) | ||
Bスキャン表示 | ||
Cスキャン表示 | ||
サイジング(長さ、面積) | ||
セッティング | タスク管理(測定条件一括管理)機能 | |
画像化領域設定機能 ・XYZ領域 ・画像化開始位置 ・層数(最大3層) ・検査対象形状(平面/円柱) ・斜角設定 |
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送受信パターン設定機能 | ||
Gate設定:F1、F2、F3、F4-Gate、S-Gate、B-Gate | S:Surface、B:Back surface | |
DAC設定(32ポイント) | ||
エンコーダー調整機能 | ||
データ保存形式 | 3D | |
レポート機能 | 画面キャプチャー | |
コメント入力 | ||
その他 | Uplink設定(上位ソフトとの通信) |
※本仕様は予告なく変更する場合があります。
- Matrixeye、Finethroughは全て東芝エネルギーシステムズ株式会社の登録商標です。
- Microsoft、Windows、ExcelはMicrosoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。