3D超音波検査
内部構造や欠陥形状を精細に画像化
3D超音波探傷技術を利用した高度な検査をご提供します。
特長と機能
- 3D超音波探傷試験は従来の超音波探傷試験の概念を超えた技術です。
- 最大256個の電圧素子をマトリクス状に配置した探触子により、数千~数万もの波形を瞬時に収集し、画像合成処理することで検査対象の内部を3D的に高速で画像化します。
- 探傷結果は3D(3断面)表示が可能であり、優れた視認性を有しています。
- 数千~数万もの波形を重ね合わせることで検出感度および分解能が高くなり、従来の探傷試験では難しかった超音波減衰の大きな対象物に対しても良好な探傷結果が期待できます。
- また,欠陥検出だけでなく,超音波で得られた板厚値をマップ化する機能を有しているため,設備の減肉測定・管理にも有効なツールとなっています。
実績
- ダクタイル鋳鉄部品内部欠陥検査
- 航空機用CFRP部品内部欠陥検査
- 金型の亀裂検査
- 電動機用ローター(鋳鉄)の内部欠陥検査
- 鉄道レールの内部欠陥検査
- 原子力設備の減肉測定
- 配管の滞留水測定